飴(アメ)釉

透明釉に鉄またはマンガンを5〜10%加え、酸化で焼くと褐色の飴釉となります。
透明釉の種類によって色合いは変化し、鉄やマンガンの量が多すぎると天目あるいはマット調の鉄砂となります。
なお、素地が白いと飴釉らしい透明感が得られますが、有色の場合には黒っぽく見えます。
調合例として、
飴釉 1200-1230℃
福島長石    35%
鼠石灰石    15%
炭酸バリウム  10%
蛙目粘土     5%
珪石      28%
酸化鉄      7%

飴釉 1230-1250℃
福島長石    50%
鼠石灰石    15%
タルク      5%
蛙目粘土     5% 
珪石      20%
酸化鉄      5% 


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